コップの置き場所しか、おぼえていません。 ~勇者パーティを追放された雑用係の僕が出ていったあと、みんなは「いつも通り」の作り方を思い出せなくなった~
最新エピソード掲載日:2026/09/17
四年間、勇者パーティで雑用をしていた僕は、万能の聖女が来た日に追放された。
「そんなの、誰にでもできる」
たしかに、そうだ。
誰にでもできることを、僕は四年やってきただけだった。
塩のふたの開け方。井戸のつるべの引き方。洗濯ばさみは四つ使うこと。三つだと落ちること。
剣も魔法も使えない僕がおぼえているのは、そういう、どうでもいいことばかりだ。
でも、僕が出ていった次の朝。
勇者パーティは、だれひとり「いつも通り」の作り方を知らなかった。
これは、追い出された雑用係が、街道の小さな宿で、自分のコップの置き場所を見つけるまでの話。
全14話・完結済み。
「そんなの、誰にでもできる」
たしかに、そうだ。
誰にでもできることを、僕は四年やってきただけだった。
塩のふたの開け方。井戸のつるべの引き方。洗濯ばさみは四つ使うこと。三つだと落ちること。
剣も魔法も使えない僕がおぼえているのは、そういう、どうでもいいことばかりだ。
でも、僕が出ていった次の朝。
勇者パーティは、だれひとり「いつも通り」の作り方を知らなかった。
これは、追い出された雑用係が、街道の小さな宿で、自分のコップの置き場所を見つけるまでの話。
全14話・完結済み。
傘を持っていくのを忘れた
2026/09/10 18:53
手だけがおぼえていた
2026/09/11 15:00
押す前に、泥を掻く
2026/09/11 15:30
手に道をつける
2026/09/12 15:30
いつもの塩加減
2026/09/12 15:40
置き場所
2026/09/13 15:00
先に手が出てしまう
2026/09/13 15:30
焦げたまま置いておく
2026/09/14 15:00
用意される側
2026/09/14 15:30
かさ
2026/09/15 15:30
窓はどっちにありましたか
2026/09/15 15:30
今度はお前が決めろ
2026/09/16 15:00
いちばん邪魔なところ
2026/09/16 15:30
最終話 いつも通り
2026/09/17 15:00