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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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この連載作品は未完結のまま約5ヶ月以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性もあります。予めご了承下さい。

『前略 この問いの答えが、お分かりになりますか?』~「見るに堪えない」と言った獣人の王に、何故か溺愛されています~

作者:安島妃鞠
「前略 この問いの答えが、お分かりになりますか?」

 侯爵令嬢セリーヌは、平民の母と侯爵の不義の子としてこの世に生を受けた。艶やかな金色の髪と、輝くラベンダー色の瞳。美しいその容姿はさることながら――十年前、母を病で失って以降、肩身の狭い、寂しい人生を送っていた。

 孤独に耐えかねたセリーヌは、ある日、空き家となっている筈の母との思い出の家に手紙を送った。

 自分と分からぬよう信書管理所のレンタルポストを経由して。内容も、万が一にも第三者に見られたら困ると思い、短い問いを一文だけ。それは、小さい頃、母と交わした謎かけ。セリーヌの、大好きなものを当てる『なぞなぞ』。もちろん、ずっと返事はなかった。けれど、セリーヌが十四歳になる頃――返事が届いた。

 返事は、見事に全て正解だった。
 それ以降、セリーヌは隙を見つけては手紙を送り、返事を待った。そんなやりとりに救われながら、セリーヌもついに十七歳。侯爵より、婚約の話を持ち掛けられる。悪戯に送る書信も止めるように厳命され、大切に取って置いた返信さえも燃やされてしまう。

 嫁ぎ先は、長年セリーヌの住まう王国の敵国だった獣人の国の若き王ロガン。いずれは侯爵家の駒として嫁がされるとはわかっていたものの、セリーヌは度々噂で聞いていた獣人の恐ろしさに身を震わせる。

 しかし、実際に会ったロガンは、無口ながらもセリーヌを尊重してくれる。ロガンの優しさや、不器用な愛情に救われていくセリーヌ。このまま穏やかな日々が続いていくのかと思っていたある日――今度は、セリーヌの元に手紙が届いた。

「前略 この問いの答えが、お分かりになりますか?」

 謎かけから始まる、恋の物語。

※未熟な作家故、修正なども加えながら進めていくと思います。どうか、よろしくお願いします。
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