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「妹が先だ。一人っ子の君には分からない」と婚約者が言うので、妹が五人いる公爵閣下に聞いてみました【連載版】

作者:みれいぬ
最新エピソード掲載日:2026/10/26
「妹が先だ。一人っ子の君には分からないだろうけど、兄というのはそういうものなんだ」

伯爵家の一人娘ノーラは十九歳。婚約者エリアスとの約束は、いつも妹ミルテの「お兄様、今日は私と」で消えていく。花嫁が着けるはずのブローチも、今はミルテの胸にある。

兄とは、本当にそういうものなのだろうか。兄も姉もいないノーラには、分からない。分からないことは、分かる人に聞けばいい。

王都には、十九で両親を亡くし、五人の妹を育てた公爵閣下がいる。

「妹に呼ばれたら、兄というものは、婚約者との約束を取り消すものでしょうか」「取り消さない」

短編版を、公爵と妹たちの目も加えて書き直した連載版です。その先では、五人の妹の義姉になったノーラが、今度は妹たちの悩みに「分かる人」を探して連れてきます。

一人っ子の令嬢と、妹が五人いる公爵閣下と、口をそろえる五人の妹のお話。
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