↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

大正外交異聞 ~先祖の記憶を継いで、大正の外務省に配属された件~

作者:そろだよ
最新エピソード掲載日:2026/10/16
大学受験に失敗し、なんとなくの大学一年生を送っていた青年は、ある日目を覚ますと一九一八年、外務省本省の自分の執務室にいた。

体は自分のものではない。外務省政務局第二課・八幡光真、二十八歳。青年の遠い先祖であり、歴史書の隅にわずかに名前が残るだけの人物だった。

歴史が好きで、この時代がこの先どうなるかも大体知っている。だが、目の前には片付いていない書類の山と、待たせている上司がいる。

「――いや、今はそんなこと考えてる場合じゃない。仕事しないと」

歴史を変えてやろうという気概も、使命感も、最初は何もない。ただ、覚えている未来と、目の前の仕事をこなす日々が、少しずつ噛み合わなくなっていく。

自分の書いた一枚の意見書が、ほんの小さな判断が、知っているはずの歴史をわずかにずらしていく。その事実に気づいた時、青年はようやく、自分がここで何をすべきかを考え始める。

普通の大学生が、普通ではない時代の、普通ではない立場に立たされる話。



この物語は史実をモチーフとしたフィクションであり、実在の人物、思想、事象とは無関係です。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。