↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

46歳B級止まりで探索者を引退した俺、田舎で和食料理屋を始める。~昔の弟子たちが出世するたびに「師匠へ恩返しを」と訪ねてくるんだが・・・(お前ら、曇ってないよな?)~

作者:座間あぜん
最終エピソード掲載日:2026/11/01
46歳。B級止まりの探索者だった俺は、これといった功績も残せないまま探索者を引退し、都会から離れた田舎で和食料理屋を始めた。毎朝だしを取り、魚をさばき、季節の料理を作る。派手さはないが、危険なダンジョンに潜ることも、誰かに認めてもらう必要もない。俺はようやく、自分の身の丈に合った静かな暮らしを手に入れたと思っていた。

ところがある日、昔の弟子が店を訪ねてくる。

若い頃に俺が面倒を見ていた弟子だったが、今では世界に名を轟かせる超一流の探索者になっていた。

「師匠、お久しぶりです。俺はまだ、師匠に何も返せていません」

いやいや。
お前はもう十分すぎるほど成功しただろ。

そう思う俺をよそに、その後も昔の弟子たちが次々と店を訪れるようになる。

世界を救った英雄。
5大ギルドの社長。
国を代表する探索者。
誰もが知っている有名人。

かつて俺が教えた弟子たちは、いつの間にか俺なんかでは到底届かない場所まで出世していた。

それなのに、彼らは口をそろえて言う。

「師匠への恩返しが、まだできていない」

俺には何もない。
46歳までB級止まり。
探索者として大成できなかった、ただの引退したおっさんだ。

だからこそ分からない。

なぜ、こいつらは今さら俺なんかを訪ねてくるんだ?

これは、何者にもなれなかった男が、田舎の小さな和食料理屋で静かに暮らしながら、昔の弟子たちから自分でも知らなかった「師匠」としての人生を教えられていく物語。

※カクヨムでも連載しています
https://kakuyomu.jp/works/2912051608002945447
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。