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迷宮攻略にはサポートショップが必要です ~迷宮より古いエルフの店で、今日も新人が欲しかったものとは違うものを買っていく~

作者:奇木 尋
最新エピソード掲載日:2026/11/04
全百階層の迷宮を抱える冒険者の街、ブルンネン。
井戸の広場、冒険者ギルドの隣に、小さな店がある。
看板の名前は「アイマー」。
けれど街の誰もが、ここを「マグダの店」と呼ぶ。
店主は、年齢不詳のエルフ、マグダ。
迷宮が生まれるより前からここにいた、と古い住人たちは言う。
ポーションを煮て、ドロップ品を鑑定して、冒険者の困りごとなら何でも聞く。
ただし、値札のない品の値段は、客の顔を見て決める。
「いちばん強い剣をください」と飛びこんできた新人には、剣を棚に戻させて、丈夫な靴を売る。
「迷宮でいちばん長く使うのは、足よ」
入口で弾かれて泣きそうな少年。
仲間が見つからない狐耳の斥候。
七十階の壁に挑む、街いちばんのパーティ。
そして、迷宮で倒れていたところを拾われた、記憶のない店の手伝いの少女ロッテと、三毛の子猫ミケ。
迷宮の街の小さな店で、今日も誰かが、欲しかったものとは違うものを買って帰る。
===
日々更新予定です。
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よろしくお願いいたします。
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