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リビルド・メンター-再生屋-

作者:礼嗣
最新エピソード掲載日:2026/04/16
希代のパパラッチ・神崎修司の容赦なきスクープが、今日もまた一つの悪徳企業を社会から抹殺した。
だが、その眩しすぎる正義の光が、色濃い影を生み出していることを世間は知らない。会社の不正など知る由もなく、ただ真面目に働いていただけで社会的な信用を失い、人生を狂わされた無実の若者たちの存在だ。

本作『リビルド・メンター』は、そんな「正義の巻き添え」になり行き場を失った者たちを専門に拾い上げる、裏の再生屋・陣内創(じんない つくる)の物語。前作『パパラッチ・パパラッチ』と同じ世界線で繰り広げられる、破壊の対極にある「再生」のヒューマンドラマである。

陣内は、甘い言葉で傷を舐め合うような真似は決してしない。
被害者意識に浸り、世間や運のせいにして逃げる者に対し、耳を塞ぎたくなるような事実を容赦なく突きつけ、一度プライドを完全にへし折る。世間の常識から見れば、その手口は冷酷な悪役そのものだ。

しかし、その極端なまでの率直さの裏には「お前には自分の足で立つ力がある」という、対象者への異常なほどの深い思いやりが隠されている。

机上の空論ではなく泥臭い現場へと放り込まれた依頼人たちは、やがて他人の目という呪縛から逃れ、不格好でも自分の意志で小さな一歩を踏み出す。その瞬間、陣内の態度は一変する。結果の善し悪しに関わらず、自ら行動を起こした事実を全力で称賛し、強烈に肯定するのだ。

劇薬のような率直な指摘と、心からの圧倒的な称賛。
絶望の淵にいた若者たちは、世間の評価を捨て去り、自分自身が心から納得できる「自分のモノサシ」を取り戻していく。

強引に、時にルールを破ってでも人を立ち上がらせる。最高に熱く、笑えて、最後は必ず前を向ける、規格外の「再生」の物語が幕を開ける。
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