戦えない元補給係の廃ダンジョン食堂 ~血まみれのSランクを救ったら、最強探索者たちの帰還拠点になりました~
最新エピソード掲載日:2026/08/06
戦えない。
だが、誰を、いつ、どう帰すかなら分かる。
六年前、上層部が補給計画を無視した灰岳迷宮の遠征で、十一人が死亡した。
責任を押しつけられ探索業界を去った元兵站主任・真壁修司は、閉鎖された迷宮の前に食堂「帰路亭」を開く。
開店初日、店先に倒れていたのは、血まみれの女性Sランク探索者・神代凛花だった。装備には、閉鎖区域の深層にしか生えない夜光蕨。そして彼女は告げる。
「下に、二人残した」
戦闘力のない元補給係と、国内最強なのに食事と撤退が苦手な探索者。
武器ではなく、装備の痕跡、補給計画、撤退経路、そして温かい食事で、迷宮に取り残された者たちを帰していく。
閉鎖ダンジョンの違法再稼働。消された事故記録。帰還人数の食い違い。
一つの救助をきっかけに、帰路亭には「普通の救助では帰れない探索者」が集まり始める。
これは、戦えない男が「全員を帰す」ための拠点を作る、現代ダンジョン救助×食堂のお仕事ファンタジー。
※事件ごとに一区切りのある連作形式です。
だが、誰を、いつ、どう帰すかなら分かる。
六年前、上層部が補給計画を無視した灰岳迷宮の遠征で、十一人が死亡した。
責任を押しつけられ探索業界を去った元兵站主任・真壁修司は、閉鎖された迷宮の前に食堂「帰路亭」を開く。
開店初日、店先に倒れていたのは、血まみれの女性Sランク探索者・神代凛花だった。装備には、閉鎖区域の深層にしか生えない夜光蕨。そして彼女は告げる。
「下に、二人残した」
戦闘力のない元補給係と、国内最強なのに食事と撤退が苦手な探索者。
武器ではなく、装備の痕跡、補給計画、撤退経路、そして温かい食事で、迷宮に取り残された者たちを帰していく。
閉鎖ダンジョンの違法再稼働。消された事故記録。帰還人数の食い違い。
一つの救助をきっかけに、帰路亭には「普通の救助では帰れない探索者」が集まり始める。
これは、戦えない男が「全員を帰す」ための拠点を作る、現代ダンジョン救助×食堂のお仕事ファンタジー。
※事件ごとに一区切りのある連作形式です。
第一事件 血まみれのSランクと閉鎖迷宮
開店初日の客は、血まみれのSランクだった
2026/07/25 20:30
(改)
最強探索者に必要なのは、説教と二人前の朝食
2026/07/26 20:30
(改)
戦えない店主は、帰り道をつくる
2026/07/27 20:30
(改)
撤退は、敗北ではない
2026/07/28 20:30
(改)
帰ってきた者から、温かいものを食べる
2026/07/29 20:30
(改)
第二事件 帰還者名簿にいない四人目
買収提案には、朝食をつけません
2026/07/30 20:30
三人分の装備に、四人分の泥がついていた
2026/07/31 20:30
迷宮は、置いてきた仲間の名前を消す
2026/08/01 20:30
忘れた仲間を、もう一度迎えに行く
2026/08/02 20:30
四人分のカレーを、温めて待つ
2026/08/03 20:30
第三事件 帰還済みの救難信号
帰還済みの探索者から、救難信号が届いた
2026/08/04 20:30
三人分の名簿に、四人分の弁当がある
2026/08/05 20:30
借り物の名前では、救助を呼べない
2026/08/06 20:30