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終わる世界は明日も続く ~不死の少女が死を知るための物語~

作者:姫山 朔
 部屋に開いた大きな窓から、カグヤは世界を眺めている。
 この世界を眺めるのも、少し飽きてしまった。
「ねえ、ヒトの終焉は派手な方がいいのかしら」
 彼女は愛猫に問いかける。
「終焉は、生きとるもんみんなに訪れるもんやで。そない急いで終わらせんかて、ええやんか」
 愛猫のシムルは答える。

 シムルの、ヒトの死を知ってほしいという望みを叶えるため、彼女は部屋を後にする。
「終焉までの道のりは長いものね。その間に寄り道をするのも、悪くないわ」

 街に降りて、ヒトと触れて、彼女は少しずつ知っていく。
 ヒトの死の儚さを、切なさを、悲しさを。そして美しさと温かさを。
 不死の彼女が、死を知るための物語。
 そして、自分自身を知る物語。

 ※R15は保険です。グロい系は基本ありません。
 ※病院に関係する話、がんの終末期の話が出てきます。苦手な方は、ご注意ください。
プロローグ
2018/05/27 15:00
1:久しぶりのヒトの街
2018/05/27 18:00
2:初めての死
2018/05/28 16:00
7:どんな死をみてきたの
2018/06/02 16:00
11:彼と彼女のティータイム
2018/06/06 16:00
16:思わぬ再会
2018/06/11 16:00
17:ひとつの願い
2018/06/12 16:00
23:親と子と
2018/06/27 16:00
24:向き合うこと
2018/06/28 16:00
25:似ている二人
2018/06/29 16:00
26:山桜と待つ人と
2018/06/30 16:37
28:真実と後悔と
2018/07/03 16:00
29:帰る場所
2018/07/04 16:00
30:甘くて苦い紅茶の味
2018/07/05 17:53
31:月夜のお散歩
2018/07/06 18:57
34:父の話
2018/09/30 21:52
35:お花見の前に
2018/10/05 18:23
36:お花見
2018/10/26 16:00
37:別れの時
2018/10/27 16:00
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