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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

魔法使いのディアシー

作者:きみひろ
 魔女とは、人間を超える魔力を持ち、様々な魔法を行使する『魔法使い』である。

 人間と共存し、その関係は良好だったとされるが、次第に持つ者と持たざる者、肯定と否定、様々な要因から両者の関係に溝が生まれた。

 魔女を友として手を取り合う人間と、魔女を異物として排除しようとする人間の間で争いが起き、魔女たちはとても嘆いた。

 人間同士の争いに一人の魔女が介入した、
魔女を肯定する者、魔女を否定する者、同胞の魔女ですら無差別に蹂躙するその魔女は、
やがて『災厄の魔女』と呼ばれ、魔女と人間との共通の敵になった。

 強大な魔法を操る『災厄の魔女』は、力を合わせた人間と魔女によって討ち倒された。

 共に力を合わせ、巨大な敵を打ち破った仲間として両者の間は縮まったかに見えた。
しかし、悲しみと怒りに囚われ、再び災厄の魔女が現れてしまうとも限らない恐れ故、
魔女たちは、人間の前から徐々に姿を消していく……。

 魔女が人の前から姿を消し、忘れ去られる頃、『災厄の残滓』と呼ばれる脅威が現れた。『災厄の残滓』は魔人と魔獣を生み出し、その瘴気によって大地は汚染され、人間の住む場所を奪っていく。

 人間たちは”魔女の恩恵”と言われる魔術や魔法の武具で立ち向かうが、
力の差は歴然で、徐々に滅びに向かって行くこととなった。

 そんな時、姿を消していた魔女たちが集結し、共に『災厄の残滓』に立ち向かう。
多くの魔女たちの犠牲を払って、『災厄の残滓』は地中深く封印された……。

 『災厄の残滓』は封じられ、魔女は再び姿を消す。

 それから1000年という歳月は、『災厄の残滓』と魔女の存在を希薄にしていった。

 最後に生き残ったという『四色の魔女』も今や伝説になり、吟遊詩人やおとぎ話によって語り継がれるのみとなっていった。

 大地の浄化が進み、魔女の存在は物語の中だけとなった。

 ある日、四色の魔女の一人が、一人の少年と出会った事で、
錆びついていた運命の歯車は再び廻り始めるのであった……。
第1話「少年と魔女」
2019/09/30 00:30
第2話「魔女と雨」
2019/10/01 02:46
第3話「少年と学校」その1
2019/10/02 02:09
第4話「少年と学校」その2
2019/10/03 01:48
第5話「少年と学校」その3
2019/10/04 04:26
第6話「少年と学校」その4
2019/10/06 23:59
第8話「魔女と外出と私」
2019/10/08 23:58
第8.5話「魔女と重力と私」
2019/10/09 23:57
第59話「本物とマガイモノ」
2022/03/27 20:23
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