虹色幻想

美術準備室に飾られた「黒い肖像画」 一人の少女が現れて「そんなに見ていると魂を取られるわよ」と言う。 その肖像画に魅せられた克己は、色々な人に肖像画に話しを聞きに行く。 そこで知った真実とは…？

遠い昔のことを覚えている？ かつて一人の男に恋をした。 それはとても幸せな恋だった。 前世の記憶がある女子高生の話。

和泉高等学校にはたくさんの不思議がある。 今は使われていない旧校舎。 そこで授業をサボっていると現れる女子生徒。 彼女は急に首を絞めてくるという。 その理由とは…？ 残酷な描写があります。

紅子は私立和泉高等学校の一年生だ。 彼女には誰にも言えない秘密がある。 これは彼女の秘密の話。

全身に赤い刺青のある巫女は予言をする。 その予言は絶対だ。 「近いうちに災いが起こる」 その災いに関わる男は、巫女が想いを寄せる男だった。 巫女は悩み、そして…

神に捧げられる生贄。 テスカはその生贄を捧げる神官をしている。 ある日、その生贄として現れた男はテスカの友人で…！ 残酷な表現があります。

和泉高等学校に通う真理子は図書室のお気に入りの場所で一人の男の人と出会う。先輩もその場所がお気に入りだという。 真理子はすぐに先輩と仲良くなった。 その図書室に生徒の幽霊が現れるという。その幽霊は自//

幼い二人は約束を交わした。 大人になってもずっと一緒にいよう、と。 だが、大人になった二人は引き裂かれた。 戦争によって。 いつまでも帰ってくることのない恋人を待ち続ける娘の話。

小さな国に生まれた信義は父と母に愛されて育った。 だがある日、父を失った。 裏切りは信義を変えた。 妻さえも信じることが出来ない男になった。 そうしてこの小さな国は戦で負けた。 燃え盛る炎の中で信義は//

私立和泉高等学校の音楽室の側にあるトイレの鏡の跡には秘密があるらしい。 朱里と恵子は放課後にそこへ行ってみることにした。 放課後、二人は鏡の前に立つ。 朱里は小さな手鏡を持ち、跡に当てはめてみた。 //

男は森で狩りをしていた。 とても見事な牡鹿を仕留めるために矢を放つ。 しかしその矢はそれで木に刺さった。 叫び声を聞いて駆け寄ると矢が刺さった木の下に女が倒れていた。 女は矢に驚いたという。 それが//

大好きなリボンが風に飛ばされてしまった。 それを拾ってくれた男。 その男はリボンを返すとあっという間に人混みに紛れてしまった。 お礼を言いたくて、もう一度会いたくてその男を捜した。 やっとその男を見つ//

由香は彼の知己と共に夏祭りを楽しんでいた。 カキ氷、水飴。 由香はそれらを食べながら知己と共に歩く。 暑い夏の夜を彩る花火の時間を待ちながら。 そうして二人は…

美穂は学校の帰り道にあるものを拾った。 それは蕾をつけた月下美人。 花が咲く姿を見たくて持ち帰った。 窓辺にその月下美人を飾る。 すると月の光を受けてより美しく見えた。 その視界の端に人のようなもの//

たくさんの山吹が咲き誇り、美しい泉がある「山吹の国」 そこは死者達が暮らす国だとコノハは教えられた。 ある日、コノハの夫と子供が死んだ。 悲しみに暮れるコノハは山吹の国を目指す。 そこで見たのは…？

和泉高等学校３年生の百花は夜のバイトをしている。 それは生活費を稼ぐためだ。 ある日、飲みすぎて前後不覚になった百花。 目覚めると知らない部屋にいて…！ 助けてもらった先生に百花はお願いをする。 そ//

桃子と桜子はとても仲が良かった。 二人はいつも一緒にいた。 「桃子、一緒に死んで」 そう言われて桃子は頷いた。 女学校を共に過ごした思い出はいつまでも美しく消えない。

小さな国の城主の妻となった菊。 菊はとても幸せだった。 美しい国と優しい夫。 そして可愛い子供達。 だが、その幸せは壊れてしまった。 そうして菊は…

透子は星を眺めるのが好きだ。 ある日、天文部の部員である大輔と屋上で夜空を見上げた。 一筋の星が流れたのを見て透子は言う。 「空の涙」だと。

美しい髪をした美しい少女は一人の少年と出会う。 少年は貧しくも逞しく生きていく。 その姿勢に少女は惹かれた。 やがて大人になった少女に婚約者が出来る。 婚約者を好きになれない少女は…？

心臓の悪い恭子は学校を休んでいた。 そんな恭子の元へ一匹の子犬がやってくる。 その子犬を連れてきた青年は恭子と同じ学校で…… 少しずつ、二人は惹かれていくのだった。

登山していた優衣は目覚めると自宅のベッドにいた。 混乱する優衣の前で知らない男が優衣の下着を眺めている。 絶叫が家中に響き、家族が集まってくる。 だが、その家族には男の姿が見えなくて…！！

真咲は銀色の雑種犬を飼っていた。 幼い頃に拾ったその犬は家族同然に育った。 その犬が出産で亡くなった。 残された子犬を真咲は手放すことに決めた。 「日向」とリンクしている作品です。

とても暑い日、私は夢を見た。 その夢はとても幸福な夢だった。 懐かしさと悲しさを抱え、私はまた眠りにつく。 あの幸福な夢を見るために。

幸子は恋人である浩に別れを告げられる。 それはとても悲しくて辛かった。 日常は幸子を置いて、、普通に過ぎていく。 そんなある日、教室で幸子は声を聞いた。 「お前の望みを叶えてやろうか？」 その声//

　それはとても深い海の色をした美しい宝石だった。 　その宝石を手に入れるものは、幸福を手にすると言われ、多くの人々がその宝石を求めた。 　そしてその宝石を手に入れた人達は……

ある雪の日、白藍は一人の少女を拾う。 葵と名乗った少女は迷子であった。 その少女との出会いが白藍の生活を変えていく。

和泉様に願いを掛ける「おまじない」 それは的中率１００％で生徒達は皆やった。 千春も放課後に一人で残って「おまじない」をした。 好きな人に振り向いてもらえるだろうか？ そうして千春は…

良子はいじめにあっている。 それを相談する相手もいない。 ある日、一人の男子生徒に話しかけられる。 そして案内された場所は「楽園」だという。 我慢出来なくなったら、また連れて行ってくれるという。 //

私の名前はユカリ。 でも生まれる前の名前はミドリ。 私は死んでユカリに生まれ変わった。 私を裏切った妹の娘として。 だから私は壊してやるの。 妹の幸せを壊してやるわ。

夏休みの登校日、慶治を校門で待つ女がいるという。 そこで待っていた女に慶治は怒る。 その女は慶治の大切な人で…？ どうにもならない思いを抱えた男子高校生の話。

祭りの日に父親にすくってもらった金魚を飼っていた。 とても大事にしていたら、ある日金魚が人に変わった。 「神様が願いを叶えてくれたんだよ」 そう金魚は告げた。 とても嬉しくて、毎日金魚と話していた//

大切な花の名前を忘れてしまった。 名前を教えてくれた彼女は、その花の下で眠っている。 「いつか必ず生まれ変わってくるから待っていて」 そう言った彼女は生まれ変わってくれるのだろうか？