婚約破棄されたい悪役令嬢ですが、婚活を手伝ったら口説かれ続けています〜だめですよ殿下、こっちじゃなくて、そっちを見てください〜
最新エピソード掲載日:2026/09/15
婚約者の王太子が、私の名前を呼び間違えなくなった。それが、いちばん困る。
公爵令嬢ヴィオレッタには前世の記憶がある。ここは乙女ゲームの世界で、自分は卒業の夜会で断罪される悪役令嬢。冗談じゃない。あがくのは疲れるし、座ったまま自由になりたい。
幸い、逃げ道はあった。陛下いわく「テオドールが夜会までに本気の相手を自分で見つけ、自分の口で申し出よ」。つまり殿下が勝手に恋を成就させれば、婚約は円満にほどける。
そこで取引した。「本命の令嬢を落とすお手伝いをします。成功したら婚約はなかったことに」。剣も政務も国一番、口説きだけ壊滅的な王子の婚活に、私は毎日0点をつけ続けた。
——ところがこの人、私のダメ出しを一字も漏らさず書き取って、翌日には直してくる。しかも上達するほど、その完璧な口説き文句の矛先が、なぜかこっちを向くのだ。だめですよ殿下。こっちじゃなくて、そっちを見てください。
※カクヨム・アルファポリスにも掲載しています。
公爵令嬢ヴィオレッタには前世の記憶がある。ここは乙女ゲームの世界で、自分は卒業の夜会で断罪される悪役令嬢。冗談じゃない。あがくのは疲れるし、座ったまま自由になりたい。
幸い、逃げ道はあった。陛下いわく「テオドールが夜会までに本気の相手を自分で見つけ、自分の口で申し出よ」。つまり殿下が勝手に恋を成就させれば、婚約は円満にほどける。
そこで取引した。「本命の令嬢を落とすお手伝いをします。成功したら婚約はなかったことに」。剣も政務も国一番、口説きだけ壊滅的な王子の婚活に、私は毎日0点をつけ続けた。
——ところがこの人、私のダメ出しを一字も漏らさず書き取って、翌日には直してくる。しかも上達するほど、その完璧な口説き文句の矛先が、なぜかこっちを向くのだ。だめですよ殿下。こっちじゃなくて、そっちを見てください。
※カクヨム・アルファポリスにも掲載しています。
第1話「だめですよ、殿下」
2026/09/02 19:26
第2話「そこは、砦じゃありません」
2026/09/03 17:48
第3話「ゲームと、違う彼女」
2026/09/03 17:49
第4話「真面目な人は、嫌いじゃない」
2026/09/03 19:26
第5話「邪魔者は、優雅にやってくる」
2026/09/04 19:26
第6話「近すぎる、ステップ」
2026/09/05 19:26
第7話「その手紙は、誰あて」
2026/09/06 19:26
第8話「うまくいくほど、もやもや」
2026/09/07 19:26
第9話「わたくしを誰だとお思い?」
2026/09/08 19:26
第10話「ずるくなんて、ないです」
2026/09/09 19:26
第11話「エスコートの行き先」
2026/09/11 19:26
第12話「剣ばかり、磨いている」
2026/09/12 19:26
第13話「なぜ、彼女なんですか」
2026/09/13 19:26
第14話「妃にふさわしく、なんて」
2026/09/14 19:26
第15話「いちばん恥ずかしい失敗」
2026/09/15 19:26