ももいろ古竜は押入れのうち 〜押入れを開けたら、ドラ娘が棲みついていた。世界に、この子ひとりだけ〜
最新エピソード掲載日:2026/06/26
古竜さん「我は古竜。かつて天を統べ、空の高みに巣を構えし者なり」
わたし「いや、テレビで見たことあるので」
押入れを開けたら、ももいろの古竜が棲みついていた。
角と尻尾と小さな翼。あとはふつうの女の子。わたしの靴下やヘアピンを宝物としてねぐらに溜め込み、「我は古竜。かつて天を統べし者なり」と偉そうなわりに、生活力はゼロ。
授けてくれる「古竜の力」は大仰な名前ばかりで、実態は洗濯物が濡れないとか、麦茶がすぐ冷えるとか、部屋の半径二メートルで使い切られていく。
誰も世界を救わないし、誰も滅ぼさない。それだけの、押入れの話。
# 古竜さん
押入れを、ねぐらにしている、ももいろのドラ娘。角・小さな翼・緑がかった尻尾を持ち、からだは淡いももいろ。三千年生きたと言い張る(だいぶ盛っている)。麦茶が好き。
# わたし
ふつうの女子高校生。生活下手で、自炊も片付けも忘れ物も苦手。
わたし「いや、テレビで見たことあるので」
押入れを開けたら、ももいろの古竜が棲みついていた。
角と尻尾と小さな翼。あとはふつうの女の子。わたしの靴下やヘアピンを宝物としてねぐらに溜め込み、「我は古竜。かつて天を統べし者なり」と偉そうなわりに、生活力はゼロ。
授けてくれる「古竜の力」は大仰な名前ばかりで、実態は洗濯物が濡れないとか、麦茶がすぐ冷えるとか、部屋の半径二メートルで使い切られていく。
誰も世界を救わないし、誰も滅ぼさない。それだけの、押入れの話。
# 古竜さん
押入れを、ねぐらにしている、ももいろのドラ娘。角・小さな翼・緑がかった尻尾を持ち、からだは淡いももいろ。三千年生きたと言い張る(だいぶ盛っている)。麦茶が好き。
# わたし
ふつうの女子高校生。生活下手で、自炊も片付けも忘れ物も苦手。
# 第1話 押入れにドラゴンが棲んでいた(ドラ娘のドラってなに)
2026/06/14 22:20
(改)
# 第2話 今日の力は「竜鱗障壁」だった(洗濯物が濡れない)
2026/06/15 22:20
# 第3話 わたしのピアスがねぐらに消える(片方だけ)
2026/06/16 22:20
# 第4話 古竜さん、麦茶を全部飲む(ごくごく)
2026/06/17 22:20
# 第5話 「竜の咆哮」を寝坊の目覚ましに使われる(おはよう)
2026/06/18 22:20
# 第6話 空の話を、された(しんみりすな)
2026/06/19 22:20
# 第7話 今日の力で、猫の話が分かるようになった(にゃんで)
2026/06/20 22:20
# 第8話 ねぐらの宝が、ぜんぶわたしのだった(かえしなさい)
2026/06/21 22:20
# 第9話 寒いので、こたつを出した(ふるいたつ)
2026/06/22 22:20
# 第10話 今日の力は「蒼天飛翔」だった(棚の上の箱が取れた)
2026/06/23 22:20
# 第11話 お客さんが、来た(ステイちゅーん)
2026/06/24 22:20
# 第12話 今日の力は「竜眼」だった(なくし物が見つかった)
2026/06/25 22:20
# 第13話 古竜さん、もぐる(とーふオンファイア)
2026/06/26 22:20