表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

迷宮閉葬

作者:Aramaki_mai
最新エピソード掲載日:2026/06/18
迷宮は、人を殺す。
けれど本当に厄介なのは、殺した後だった。

死んだ者の声を覚え、帰りたいという未練を食い、次の誰かを呼ぶ。
「助けて」「置いていくな」「ここにいるよ」
その声に返事をした者は、もう迷宮の外へまっすぐ帰れない。

ノラ・ヴェイルは、町外れの小屋診療所で怪我人を診ながら、迷宮帰りの違和感を拾う救助屋だ。
相棒は、匂いと気配を読む小さな黒い魔物ヨル。
依頼はいつも、救助、所在確認、患者の証言、町の小さな異変から始まる。

ノラは最初から迷宮を閉じるために動くわけではない。
けれど、その穴が死者の声を使って次の犠牲を呼んでいると分かった時、彼女は核を奪い、迷宮を閉じる。

救える命は救う。
取り戻せない声は、せめて次の罠にさせない。

これは、死者を戻す物語ではない。
死者の声で、次の誰かを呼ばせないための物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ