拝啓、婚約者様。ヒロインが乙女ゲームを開始してくれません。
とある王国の第一王女であるアリシアこと「私」は、ある日前世の記憶を思い出す。同時にこの世界が乙女ゲームの世界であることも。特に重要なポジションではないモブ王女への転生に安心したのも束の間、しかしこの乙女ゲームの世界は、「愛の力」が足りないとバットエンド=世界滅亡になってしまう恐ろしい世界だった。愛、何はおいても愛、とりあえず愛、愛がないと世界が救えない。悪役令嬢?ざまあ?そんな場合じゃない! ヒロインが攻略対象と親愛度を上げて「ラブパワー」を溜めてくれなければ、この世界は滅亡してしまうのだ。けれど乙女ゲーム開始の運命の日、ヒロインは、乙女ゲームを始めてはくれなかった……。
「なんで恋愛フラグを素通りするんですか!?」
「はあ、興味がありませんでしたので」
顔も声も知らない婚約者様と文通しつつ、怪しげで胡散臭いイケメンに助けられたり、爽やかチート騎士に激重忠誠を誓われたり、厳しい教育係に怒られたりしながら、様子のおかしいヒロインと攻略対象とのラブパワーをどうにか溜めて世界を救おうと頑張る話。
「なんで恋愛フラグを素通りするんですか!?」
「はあ、興味がありませんでしたので」
顔も声も知らない婚約者様と文通しつつ、怪しげで胡散臭いイケメンに助けられたり、爽やかチート騎士に激重忠誠を誓われたり、厳しい教育係に怒られたりしながら、様子のおかしいヒロインと攻略対象とのラブパワーをどうにか溜めて世界を救おうと頑張る話。
序章
0.乙女ゲームが始まります。
2020/05/06 10:00
(改)
1.乙女ゲームが始まります?
2020/05/06 10:00
2.乙女ゲームが始まりませんでした。
2020/05/06 10:00
(改)
3.反省しました。
2020/05/07 08:00
(改)
4.ヒロインと友達になりました。
2020/05/08 08:00
(改)
5.ヒロインと仲良くなれますか?
2020/05/09 10:00
6.情報を整理しました。
2020/05/10 10:00
(改)
7.ヒロインと仲良くなりたいですか?
2020/05/11 08:00
(改)
8.不審者に出会いました。
2020/05/12 08:00
(改)
9.あなたの力になってみせるから。
2020/05/13 08:00
10.そうして、乙女ゲームは始まらないのでした。
2020/05/14 12:00
(改)
挿話.笑う彼の話
2020/05/15 07:00
第一章
11.喧嘩をしました。
2020/05/18 07:00
12.追試試験が始まるようです。
2020/05/19 07:00
13.ユージーンとは何者ですか?
2020/05/20 07:00
14.ユージーンは「良い人」ですか?
2020/05/21 07:00
(改)
15.お兄様を説得しました。
2020/05/23 10:00
16.追試試験に出発しました。
2020/06/07 10:20
17.追試試験が始まりました。
2020/08/01 21:53
18.追試試験は前途多難なようです。
2020/08/14 23:33
19.リールが絶対しないこと。
2020/08/15 11:12