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琥珀色の記憶をほどいてシリーズ

『琥珀色の記憶をほどいて ―時洲美波と帰るべき場所―』

作者:長月有希
最終エピソード掲載日:2026/10/31
東京の下町で骨董品店『時洲堂』を営む少女・時洲美波。
彼女は、大きな丸眼鏡のブリッジを押し上げることで『迷子になったモノ』を見つけ出し、持ち込まれた品物に隠された人々の想いや言葉を紐解く『探し物探偵』へと変わる。

警視庁捜査一課の綾瀬と共に横浜に訪れた美波。
そこで、フリーライターとして暗躍していた元刑事、牧村秋義が瀕死の状態で発見される。
彼が命と引き換えに遺した証拠が示したのは、十年前の美波の両親の『不慮の事故』が、国家権力も絡む周到な暗殺だったという恐るべき真実だった。

美波の血筋に隠された『百年にわたる怨嗟』という因果。
絶対に裁けないはずの強大な権力者が、美波の命と、下町の人々との温かい日常を容赦なく脅かし始める。
亡き先輩の無念を晴らそうとする熱血刑事・綾瀬と、傲慢ながらも冷徹な論理で悪を追い詰めるエリート刑事・桐生。
彼らと共に、美波は過去の亡霊たちと対峙する決意を固める。

「――モノは、嘘をつきません」

憎しみでやり返すのではなく、悲しい因果の連鎖を完全に終わらせるために。
お節介で温かい下町の人々に背中を押されながら、美波はモノに込められた真実の声を聴き、底知れぬ国家の闇へと立ち向かう。
優しい繋がりを守り抜く、下町の探し物探偵が紡ぐ感動のミステリー。
第一部、堂々の完結!
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