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『ラストシーンは神アングルで。』〜死んだら契約終了、遺品はスタッフが美味しく回収します〜

作者:うちの猫
最新エピソード掲載日:2026/08/23
  ようこそ、命が一番高く売れる撮影事務所へ。
輝く若者たちの「命の灯火」が最も美しく消え去る瞬間を、世界で一番綺麗なアングルで切り取ってあげる。

 ダンジョン配信が現代最大の娯楽となった世界。富と名声を夢見る純粋な冒険者たちが、次々とある撮影事務所の扉を叩く。

 表向きはうだつの上がらない個人撮影事務所「クローバー撮影事務所」。しかしその実態は、夢を持った若者を最高値までバズらせ、その死(ロスト)すら極上のコンテンツとして換金する悪徳プロデュース組織だった。

 現場カメラマンの千歳薫は、完全な丸腰でありながらモンスターの攻撃をミリ単位でかわす超人的なカメラワークを持ち、配信者の「良き理解者(聖母)」を演じて彼らの心を完璧に掌握する。

 統括ディレクターの栂野、オペレーターの千早とともに、配信者の「属性」を利用してリスナーの同情心を煽り、国家予算レベルの投げ銭を巻き上げていく。

 信じたお姉さんのために、命を懸けて輝こうとする冒険者たち。しかし、彼らがサインした契約書には、死亡した瞬間にすべての資産が事務所に100%強制移転する悪魔の特約が隠されていた。

 カメラの裏側、暗がりの中で悪魔たちが嘲笑う。
これは、夢を追う若者たちの命を最も美しい映像(コンテンツ)へと変え、富を貪り尽くすクリエイターたちの悪役主人公・ダークサスペンス。
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