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Himeyuri~ヒメユリ~


科学よりも魔法が発達し、“魔法が日常”となったもう一つの現代世界――。
青龍魔術学園には、かつて誰もが恐れ、誰もが憧れた少年がいた。

その名は──不知火燈也。
学生最高位のSランクに到達した“元・学園最強”。


だが今の彼は、魔法を嫌い、怠惰な日々を送るただの問題児にすぎない。
心に残るのは、ただひとつの後悔。

――俺は魔法が嫌いだ。
 もしもあの時、俺が魔法なんて使わなければ――



そんな燈也の前に現れたのは、
数年前に“ある約束”を交わした幼馴染――加ヶ瀬怜花。

ひょんなことから、燈也はもう一度“彼女の夢”を手伝うことになる。
止まっていた時間が、彼女と出会った瞬間から再び動き出していく。


同じ頃、学園では“白い人影”の怪異が噂され、
燈也の周囲には個性豊かなヒロインたちが次々と現れる。

賑やかな日常と、胸騒ぎのする非日常その狭間で、
燈也の中に眠る“失われた力”が静かに目覚めようとしていた。

仲間たちの願いを紡ぎながら、
彼はやがて世界に伝わる古い伝説『ヒメユリ』へと近づいていく。

「面倒くさい……はずなのに。
 ……どうしてだろう、放っておけねぇんだよ」


法がすべてを支配する世界で、
“魔法を嫌う元最強”の少年は、再び宿命へと巻き込まれていく。

忘れ去られた夢が静かに、彼を呼んでいた。
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