第9塔の研究者

『迷宮』
それは、人々に多くの利益と、更なる発展を齎すもの。
それは、多くの犠牲と、混沌を引き起こすもの。
それは、かつて神代の時代からあるとされる異物だとも、または悪魔の罠だとも、果ては狂った研究者や魔法使いの成果だとも語られるもの。

ここはアルステア王国領の端の端、財宝と商売の街【迷宮都市オドビス】。
人々は都市の中心に大きく口を開いたダイダロス大迷宮をそれぞれの目的の為に探索する。
これはそんなダイダロス大迷宮を囲むように建つ塔、管理塔の1つを管理する、なるべく引きこもりたい研究者のお話。

プロットを元につらつら書いているのですが矛盾違和感誤字等気になる点は是非進んで教えて下さると助かります。
また、前話の表現に意味を持たせるなど細かい変更を加えることがありますのでご了承ください。

※現在2章執筆中