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鏡星学園ファントム事件簿

ツイン’ズ〜俺が分裂したら、片方が美少女になった〜

作者:秋月キアラ
最終エピソード掲載日:2008/04/05
鏡星学園に通う高校生・時雨直樹は、朝に弱く、寒さに弱く、面倒ごとからはできるだけ距離を取りたい少年だった。

ある冬の日、学園のメディアアーカイブから漏れ出した謎の光に巻き込まれた直樹は、自宅のこたつで目を覚ます。
しかし、そこにはありえない相手がいた。

自分と同じ記憶を持ち、自分と同じ顔をしているのに、なぜか美少女の姿をしたもう一人の自分――時雨ナオキ。

「私は私だ。おまえのコピーじゃない」

突然現れたナオキは、直樹が飲み込んできた怒り、見られたい気持ち、押しつけられた役割への反発を、遠慮なく口にする。
一方の直樹は、ナオキの存在によって、自分がずっと避けてきた「似合うから」「可愛いから」「そう見えるから」という周囲の視線と向き合うことになる。

幼馴染の佐藤美咲、生徒会長の鳴海愛、可学教師の玉藻妖狐、そして鏡星学園の仲間たちを巻き込みながら、二人の時雨は少しずつ自分たちの答えを探していく。

ナオキは直樹に戻るべき存在なのか。
それとも、ひとりの人間としてここに残るべき存在なのか。

これは、ひとりだった少年が二人になり、押しつけられた役割を拒みながら、自分自身の中にあった否定したい一面も受け入れていく、学園ドタバタSFコメディ。

そして、二人がそれぞれの名前で立つまでの物語。
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