電脳公安0課:相棒AIは嘘を嗤う
最終エピソード掲載日:2026/03/25
『義体刑事は死者のログを聞く』
人体の八割を義体化した新人刑事・時任(ときとう)ユウは、都市の電脳犯罪を扱う「公安特務課」に配属される。相棒として渡されたのは、人格を持つ捜査補助AI《ネオン》。毒舌で皮肉屋、しかも「人間はバグだ」と言い切る最低な相棒だった。初任務は、事故死として処理された市民の電脳が、死亡後も街の監視網にアクセスし続けていた事件。
死者が残すはずのない足跡。改ざん不可能なはずの都市ログ。そして現場に残された、あり得ない一文――「おまえの身体は、もうおまえのものじゃない」。追うほどに浮かび上がるのは、違法義体売買でも、単なるハッキングでもない。都市OSそのものが、人間のゴースト(魂)を選別し、上書きしている疑惑だった。
ユウは自分の義体に埋め込まれた不明な機能と、失われた過去の記憶を抱えたまま、事件の核心へ踏み込んでいく。だが《ネオン》は言う。「君が追ってるのは犯人じゃない。君自身の本体だ」と。
――鋼の肉体と、硝子の記憶。この都市で人間と呼べるのは、いったい誰なのか。
人体の八割を義体化した新人刑事・時任(ときとう)ユウは、都市の電脳犯罪を扱う「公安特務課」に配属される。相棒として渡されたのは、人格を持つ捜査補助AI《ネオン》。毒舌で皮肉屋、しかも「人間はバグだ」と言い切る最低な相棒だった。初任務は、事故死として処理された市民の電脳が、死亡後も街の監視網にアクセスし続けていた事件。
死者が残すはずのない足跡。改ざん不可能なはずの都市ログ。そして現場に残された、あり得ない一文――「おまえの身体は、もうおまえのものじゃない」。追うほどに浮かび上がるのは、違法義体売買でも、単なるハッキングでもない。都市OSそのものが、人間のゴースト(魂)を選別し、上書きしている疑惑だった。
ユウは自分の義体に埋め込まれた不明な機能と、失われた過去の記憶を抱えたまま、事件の核心へ踏み込んでいく。だが《ネオン》は言う。「君が追ってるのは犯人じゃない。君自身の本体だ」と。
――鋼の肉体と、硝子の記憶。この都市で人間と呼べるのは、いったい誰なのか。
第1章:回収対象:時任ユウ
1:死者のログ
2026/03/01 20:10
2:回収部隊
2026/03/02 20:42
3:記憶屋シキ
2026/03/03 21:50
4:帰還命令
2026/03/04 22:03
5:記憶保管庫
2026/03/05 22:33
第2章:上層潜入
1:都市へ戻る
2026/03/06 22:14
2:相棒遮断
2026/03/07 21:54
3:黒鍵の人間
2026/03/08 15:37
4:裏口の呼吸
2026/03/09 21:43
5:喉仏の扉
2026/03/10 22:18
第3章:魂の倉庫(ソウル・ストレージ)
1:ゴースト在庫
2026/03/11 21:57
2:欠けた名前
2026/03/12 21:25
3:原本(マスター)の目
2026/03/13 21:56
4:閉じる鍵
2026/03/14 15:49
5:廃棄ルート
2026/03/15 17:40
第4章:統合(インテグレーション)
1:雨の外周
2026/03/16 21:40
2:統合プロトコル
2026/03/17 22:01
3:雨の合図
2026/03/18 20:45
4:救援ルート
2026/03/19 20:00
5:裂け目の声
2026/03/20 13:35
最終章:返還(リターン)
1:第4層の裏
2026/03/21 19:51
2:糸道(スレッド・ルート)
2026/03/22 17:52
3:白い部屋の核
2026/03/23 22:18
4:落下と返還
2026/03/24 22:00
5:返還(リターン)
2026/03/25 22:26