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神のいない世界で、君を愛した。

作者:瀬明
最新エピソード掲載日:2026/10/20
天城レイには、人の感情がよく分からない。

なぜ人は、いつか死ぬと分かっている誰かを愛するのか。
なぜ失えば苦しむのに、それでも誰かを大切にするのか。

恋も、嫉妬も、孤独も、悲しみもレイにとっては理解できないものばかりだった。

そんな彼は最近、奇妙な夢を見る。

星々を見下ろす場所。
生まれては消えていく無数の命。
そして、自分を何者かとして呼ぶ謎の声。

ただの夢だと思っていた。

しかしある日を境に、世界で異変が起こり始める。

存在しなかったはずの道。
死んだはずなのに、何事もなかったように生きている人間。
そして毎日、午後六時十二分に訪れる三秒間の世界停止。

誰もその異常に気づかない。

レイを除いて。

やがて彼は、見知らぬ少女と出会う。

初めて会ったはずなのに、少女はレイの姿を見るなり涙を流した。

そして、こう告げる。

「やっと見つけました、神様」

失われた記憶。
崩れ始めた世界。
そして、人間になって初めて知っていく感情。

これは、人の心を知らなかった少年が、誰かを愛することを知るまでの物語。

そしていつか

世界か、たった一人の大切な人か。

そのどちらかを選ばなければならなくなる物語。
プロローグ
2026/09/10 21:48 (改)
こびり付く言葉
2026/09/11 14:31 (改)
夢
2026/09/11 15:43
正夢
2026/09/11 20:37
崩れ始めた世界
2026/09/14 02:33
残されたもの
2026/09/16 02:27
すれ違う日常
2026/09/19 08:16
日常に潜む影
2026/09/28 10:00
白と黒
2026/10/20 09:27 (改)
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