二十五重の塔
志杖玲(しじょう れい)は地方のタワーマンションで暮らしていて、十七歳で、総理大臣の名前を知らない。何だったらまだその役職が残っているのかわからない。世界はすっかりめちゃくちゃだ。
しかしそれでも生活は続く。何となく買える食べ物を買って、何となく続いている学校に行って、結構ちゃんと隣の部屋に住む幼馴染に恋をして、彼は日々を過ごす。その場所は二十五階建てのタワーマンション。誰が呼んだか二十五重の塔。
けれどある一匹の蛇を見た日から、なけなしの塔の平穏は崩れ始め……。
□完結済
□第12回キネティックノベル大賞応募作です。
しかしそれでも生活は続く。何となく買える食べ物を買って、何となく続いている学校に行って、結構ちゃんと隣の部屋に住む幼馴染に恋をして、彼は日々を過ごす。その場所は二十五階建てのタワーマンション。誰が呼んだか二十五重の塔。
けれどある一匹の蛇を見た日から、なけなしの塔の平穏は崩れ始め……。
□完結済
□第12回キネティックノベル大賞応募作です。
01 冬の訪れ
2025/01/08 12:40
02 雪が降る
2025/01/08 12:41
03 影
2025/01/08 12:41
04 列車に乗って君は
2025/01/08 12:41
05 ご入店
2025/01/08 12:41
06 どこにも
2025/01/08 12:41
07 いつもの日常
2025/01/08 12:41
08 形
2025/01/08 12:41
09 放課後は探検
2025/01/08 12:42
10 めでたし、めでたし
2025/01/08 12:42
11 古びる
2025/01/08 12:42
12 帰省
2025/01/08 12:42
13 近況報告
2025/01/08 12:42
14 面影
2025/01/08 12:42
15 事件
2025/01/08 12:42
16 開放
2025/01/08 12:42
17 言おう
2025/01/08 12:42
18 重なる
2025/01/08 12:42
19 むかしむかし
2025/01/08 12:42
20 夢ではない夜
2025/01/08 12:43
21 展望台
2025/01/08 12:43
22 仲良くなっちゃったから
2025/01/08 12:43
23 そのうち
2025/01/08 12:43
24(終) 崩れ落ちる
2025/01/08 12:43