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俳句 楽園のリアリズム(パート7-その2)


 第2部の2回目となりますが今回はふつうの詩は出てきません。

 バシュラールの教えに導かれて、この本(にはまだなっていませんが)のなかの俳句のポエジーを味わっては、私たちだれもが、知らず知らずのうちに〈イマージュの存在論〉や〈想像力の現象学〉を身をもって生きてきたのでした。
 そのことのくりかえしが私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を育成してくれないはずはなかったのです。

 「詩的イマージュは、その新しさ、その活動において、独自の存在、独自の活力をもつ。それは直接の存在論である」「詩は精神の現象学というより、むしろたましいの現象学である」「孤立した詩的イマージュの水位においても、一行の詩句となってあらわれる表現の生成のなかにさえ現象学的反響があらわれる。そしてそれは極端に単純なかたちで、われわれに言語を支配する力をあたえる」(ガストン・バシュラール)

 次回は私の大好きな大木実の詩を5篇、俳句のポエジーによって詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚が活性化された言葉の流れの、その最後に読んでみることになります。つまり、俳句による〈イマージュの存在論〉や〈想像力の現象学〉を生きたそのあとに。
 

 
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