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呪われ絵魔師のウェイン ー悪役化の呪いを掛けられた少年よ、世界の為に生き残れー

作者:鈴鐘エレナ
最新エピソード掲載日:2026/11/02
「ほぉ、流石は絵魔師のギフトを授かる者、人型で呼び出すか。しかも、魔神に呪われた状態で……」
 ウェイン・イーリスは七歳のギフト授与の儀式で二つの謎に対面した。一つは絵魔師(えまし)のギフトの謎、もう一つはこの神の発言である。

 絵魔師を「人と精霊を繋ぐ者」と認識し「空想を現実にする、イメージする物を複製しそれを意のままに操る能力に近い」と、能力を評価するのはいい。そして、精霊として繋ぐ者として「魔力で描いた食物は精霊にとってご馳走となる」と、言うのはまだ良い。自分で理解していけばいいだけだ。

 ただ……。

 神は、神は直接人を殺せぬ故に、ウェインには人に殺される方向へと導く呪いが掛かっていると言う。
 ただ、今は転生者・天谷奏多の意識が、ブレーキを掛けている。が、いずれは勇者や賢者に殺されるだろうと。

 そして……それが、世界の破滅への道を開くか開かないかの大きな鍵となると言う。もう既に、ウェインの知らぬところで魔界からの魔の手は徐々に世界を侵食し始めていた。

 だからこそ、ウェインは生きる道を探して、自分の呪いを解呪する手立てを見つけなければならない。
 神によれば、婚約者のユースティーナがその鍵となるようだった。その証拠に、手を繋いでいると呪いは少し軽くなる。

 ウェインの目標は、ギフトを上手く扱えるようになる事、自身に振りかかる呪いを解くこと、そして婚約者の変化の謎を解くこと……。

 そして、魔界からの魔の手を祓い、世界を救うことである。
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