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徹子の旅

作者:堺大和
最新エピソード掲載日:2026/06/21
二十三歳の鉄道会社社員(ツアー部門担当)鹿島徹子は交際していた職場の先輩との別れを切っ掛けに 自分の気持ちを整理できずにいた
仕事に追われる毎日 変わらない日常 ふと気づけば自分が何の為に働き 何処へ向かおうとしているのか分からなくなっていた
そんなある日 徹子は休みを取り紀伊半島への一人旅を決意する
大阪から大和八木へ向かい日本最長の路線バス八木新宮線に乗車 十津川村の深い山々 谷瀬の吊り橋 熊野川の流れを眺めながら 本州最大級の秘境を旅していく
熊野本宮温泉郷の湯の山温泉では静かな温泉宿で心と身体を休める 女将との何気ない会話や 夜の温泉街の散策を通して 徹子は少しずつ自分自身と向き合い始める
翌日 新宮では熊野の歴史と文化に触れる 徐福伝説が残る公園 新宮城跡から見下ろす熊野川 浮島の森 熊野速玉大社 そこには都会では感じる事の出来ない 人と自然が共に生きて来た長い時間が流れていた
さらに旅は松阪 そして伊勢へ続く
松阪では名物の松阪牛を味わい
伊勢では外宮・内宮を巡りながら 日本人が古くから大切にして来た祈りの形に触れていく 五十鈴川の清流 宇治橋の向こうに広がる森
おかげ横丁の賑わい 旅の終わりが近づくにつれ 徹子の心にも少しずつ変化が生まれる 失恋は消えない 悩みも無くならない けれど旅は人を少しだけ前へ進ませてくれる
紀伊半島の雄大な自然と歴史 人々との出会いを通して 自分自身の歩む道を見つめ直す一人の女性の再生の物語
これは 夏の終わりから秋の始まりにかけて綴られた 小さな旅の記録である
八木新宮線から伊勢路
1 大阪
2026/06/11 07:10
2 近鉄線
2026/06/11 21:10
4 五新線から
2026/06/13 18:10
5 谷瀬の吊り橋
2026/06/14 17:10
6 十津川・熊野
2026/06/15 15:10
7 湯の峰温泉
2026/06/16 13:10
8 新宮前編
2026/06/17 12:10
9 新宮中編
2026/06/18 10:10
10 新宮後編
2026/06/19 09:10
11 伊勢神宮外宮
2026/06/20 08:10
12 伊勢神宮内宮
2026/06/21 06:10
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