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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

助けてって言ったら、負けなんです

作者:相川ことね
最終エピソード掲載日:2026/10/06
篠原美月、二十二歳。毎朝七時に「おはよう」を送る相手が三人いる。全員、五十を過ぎた独り身の男だ。

マニュアルどおりに信頼を作り、マニュアルどおりに「どうしよう」と送ると、お金が振り込まれる。頂いたお金は、歌舞伎町の担当ホストの売掛に消える。

助けて、とは言わない。言ったら負けだと、マニュアルをくれた先輩に教わった。

三人目の田淵は、少し変だった。返信が三秒で来る。心配はするのに「何かできることない?」とは言ってこない。お金の話をしても「そうか」しか返ってこない。それでも振込は続いた。三百万の線を越えても。

八か月後、美月は逮捕される。被害者は三人のはずだった。

田淵だけが、被害届を出さなかった。
第1話: おはようの相場
2026/09/23 19:00 (改)
第3話: 見極め
2026/09/23 21:00 (改)
第4話: やみえい
2026/09/24 19:00 (改)
第5話: 川口から新宿
2026/09/25 19:00 (改)
第6話: 三百万の線
2026/09/26 19:00 (改)
第7話: それ、第七章ですよ
2026/09/27 19:00 (改)
第8話: いえ、客です
2026/09/28 19:00 (改)
第9話: 教えただけです
2026/09/29 19:00 (改)
第12話: おはよう
2026/10/06 19:00
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