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AIロボット嫌いの美人刑事に疎まれていますが、無茶ばかりするので全力で盾になります〜中身は気弱な元人間、転生した怪力ボディーで最愛の人を守り抜く〜

AIロボット嫌いの美人刑事に疎まれていますが、無茶ばかりするので全力で盾になります〜中身は気弱な元人間、転生した怪力ボディーで最愛の人を守り抜く〜3

作者:咲夜
最終エピソード掲載日:2026/09/09
日本を揺るがした大事件を解決し、ようやく冤罪を晴らした桐生カレンと、その相棒である最新鋭ロボット・シオン。 ――だが、冷徹なロボット・シオンの電子の脳の奥底には、かつてカレンを庇って命を落とした、気弱な元人間「ユウキ」の魂が宿っていた。


父の遺した超自律型AIの悪用を阻止するため、二人は合同タスクフォースとして、異国の地・摩天楼ニューヨークへと降り立つ。
しかし、日本での事件を日本支社の独断と切り捨て、クリーンな一流企業を装うネオ社本社の、見えない包囲網。 体に馴染まない異国の規格。焦りと孤独が無情にもカレンの心身を蝕んでいく。
ユウキの頭脳とリンクしたシオンの演算は完璧なはずなのに、カレンの乱れゆく心身がそれを拒み、二人のシンクロ率は急降下してしまう。
「――このままじゃ、戦えない」
狂い始める歯車。 焦燥のなかで挑んだ初戦で、二人はかつてない手痛い挫折を経験し、カレンは底知れぬ自責の念に押し潰されていく。 傷つく相棒の隣で、冷たい鉄の身体では温もりを分け合うことも、自らの声で言葉をかけることもできないユウキは、ロボットとしての不器用さに激しく胸を掻きむしられる。
そんな絶望の淵に立たされたカレンの前に、そっと差し伸べられたのは、異国の片隅で出会った、ある温かな「手」だった。
強張った心を、静かに、けれど確かに溶かしていく温もり。 失いかけていた「自身の調和」を取り戻した時、冷たい鉄の殻に包まれたシオン=ユウキとの絆は、真の新生を遂げる。
「大丈夫、カレン。俺が、あんたの盾になる。……ずっと、そばにいる」
摩天楼の長い夜を切り裂き、二人は再び、揺るぎない正義の盾となる――!
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