↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

「野良上がりは教本を読め」と教官に言われてダンジョンの教本を開いたら、英雄の手記が俺のメモだった

作者:みれいぬ
最新エピソード掲載日:2026/10/26
真壁恭二、三十八歳。十五年勤めた運送会社が畳まれ、ハローワークで勧められたのは「探索者教習所」だった。ダンジョンが現れて二十二年。今は免許がなければ第一層にも入れない。入校初日、元大手探索会社の教官・仁科は、免許制度の前に潜っていた「第一世代」の恭二を「野良上がり」と呼び、教本を机に投げてよこした。開いたページには、どの教習生も暗記する「第一世代の手記」が載っていた。十五年前に第七層で殉職した英雄が遺したとされる、探索の心得。――それ、俺が十代のころに大学ノートに書いた、ただのメモなんだが。「スライムは右から叩く」は、俺が右利きだったから。「休憩は二十分」は、相棒の煙草が一本半だったから。教本はそれに、もっともらしい理由を付けて規則にしていた。笑い話で済むうちはいい。だが、いくつかの規則は書き換えられて、意味が逆になっている。しかも隣の席の少女は言う。「この手記、父が書いたんです」名乗れないまま、教本の「本当の理由」を知る唯一の教習生が、仮免と卒検と業界の権威に挑む。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。