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俺のクラスメイトになりたかった先輩は、留年したそうです。

最新エピソード掲載日:2026/11/03
「だって、私、今日から朔也くんと同じクラスメイトだもん」

春休み明け、サボり癖のある高校二年生・椎名朔也は、いるはずのない先輩に背中から抱きつかれた。

久遠寺紗月。ひとつ上の学年の先輩で、学年一位の秀才。すれ違う誰もが振り返る黒髪の美人。去年の冬、ある出来事をきっかけに、朔也にだけ甘く構ってくるようになった人だ。

留年の理由は、短期留学で進級試験を受けられなかったから――と本人は言う。けれど、席替えでは笑顔ひとつで朔也の隣の席を手に入れ、帰り道は家が真逆なのについてきて、起こしに来たはずの朝には、隣で寝ていた。寝顔の写真は五十二枚。

おまけに、幼馴染の七瀬葵まで「朔也を起こすのは私の役目」と参戦。ある日突然、年上と幼馴染に取り合われる毎日が始まる。

朔也にはとびきり甘いのに、ほかの誰かが朔也に近づくと、笑顔のまま目だけが笑わなくなる先輩。人前でくっつかれるのは恥ずかしいけれど、正直、まんざらでもない。

……留年の理由、本当にそれだけですか!?
その理由が明かされたとき、甘いだけだった二人の距離は、少しずつ形を変えていく。

甘くて、近くて、ときどき愛が重い。
年上のクラスメイトが、今日も俺を離してくれない、甘々学園ラブコメ。
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