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俳句 楽園のリアリズム(パート8・完結ーその2)

 今回も30句の俳句のポエジーに私たちの詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚を活性化してもらった理想的な状態で、最後に、私の大好きな大木実の詩を4篇、味わっていただくことになります。
  
 詩を読む前に、今回は、季節をめぐる、バシュラールの素晴らしく価値ある言葉をいくつか紹介させてもらっています。俳句につきものの季節とか季語とか季感とかいうことには、これまであまり触れないできました。俳句のむきだしになった純粋なイマージュだけでも極上のポエジーを味わえるはずなので、本末転倒になってはいけないと考えたからです。
 本文を読んでいただけたなら分かることですが、これで、俳句が有季定型であることの絶大な効果を、どなたにも納得していただけるようになったのでないかと思います。
 
 「純粋な思い出は日付けをもたない。それは季節をもつ。季節が思い出の基本的なしるしである」「わたしたちの子供の頃のあらゆる夏は、〈永遠の夏〉の証しである。思い出の季節は永遠である」「幼少時代の季節は詩人の(つまり、おなじことになりますが、わたしたち俳句の読者の)季節となる」(ガストン・バシュラール)
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