冷酷と名高い宰相閣下の心の声が聞こえるのですが ——「かわいい」って、何ですか?
最新エピソード掲載日:2026/06/06
転生した元OLのアメリア(男爵令嬢・20歳)が持つスキルは「心の声が聞こえる」——相手が心の中で思っていることが、ぼんやりと聞こえてしまう能力だ。便利そうで実は不便なこのスキルのせいで、アメリアは人の本音を聞きすぎて傷ついてきた。
そんな彼女が政略結婚で嫁がされた相手は、帝国宰相・エドヴァルト閣下(32歳)。「冷酷無比」「人を人とも思わない」と噂される、国内最恐の権力者だ。
——ところが。
閣下の心の声が、だだ漏れだった。
「(笑った。かわいい)」
「(また俺を見た。どうしよう)」
「(今日も会えた。よかった)」
外見は完璧に冷酷なのに、心の中では乙女のようにときめいている。アメリアは「これは私の能力の誤作動では?」と信じられないまま、毎日とんでもない心の声を聞き続ける羽目になった。
そんな彼女が政略結婚で嫁がされた相手は、帝国宰相・エドヴァルト閣下(32歳)。「冷酷無比」「人を人とも思わない」と噂される、国内最恐の権力者だ。
——ところが。
閣下の心の声が、だだ漏れだった。
「(笑った。かわいい)」
「(また俺を見た。どうしよう)」
「(今日も会えた。よかった)」
外見は完璧に冷酷なのに、心の中では乙女のようにときめいている。アメリアは「これは私の能力の誤作動では?」と信じられないまま、毎日とんでもない心の声を聞き続ける羽目になった。
冷酷宰相に嫁ぎました。
2026/05/25 11:49
閣下の心の声が今日も聞こえます。「笑い方を練習したい」って何ですか
2026/05/25 11:54
書斎に「妻の喜ばせ方・完全版」という本がありました。付箋だらけでした
2026/05/25 13:42
庭に白薔薇が植えられていました。私の好きな花です。偶然ですよね
2026/05/30 17:53
閣下が怖いのは「私に嫌われること」でした。どうしましょう
2026/05/30 20:40
翌朝、閣下と朝食を食べました。昨夜のことは、二人とも何も言いませんでした
2026/05/30 21:20
フィリップさんが「閣下、最近穏やかになりましたね」と言って睨まれていました
2026/06/03 10:25
レオナに「閣下のことが好きですか」と聞かれました。答えるのに時間がかかりました
2026/06/03 10:55
花市場に連れて行ってもらいました。閣下の心の声が今日一番うるさかったです
2026/06/05 12:01
栗色の髪の令嬢は、閣下の「妹分」のクロエさんでした——とその場では思いました
2026/06/05 22:33
宰相府に正式に訪問しました。閣下の同僚たちが全員ガタガタ震えていました
2026/06/05 22:35
閣下が図書室で本を読んでいました。隣に座っていいか聞いたら「好きにしろ」と言われました
2026/06/05 22:37
図書室が「私たちの場所」になりつつあります。これは偶然ではないと思います
2026/06/05 22:53
閣下が発熱しました。「大丈夫だ」と言いながら顔が真っ赤でした
2026/06/06 18:04