表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

エデンクロニクル

魔導姫譚ヴァルハラ ―終末世界で、私は誰の代わりにもならない―

作者:秋月キアラ
最終エピソード掲載日:2026/07/04
一九九九年、七月。

終業式の日、女子高生のケイは東京の空に立ち昇る光の柱を目撃し、気づけば四百年以上後の荒野へ落ちていた。

そこは、旧帝都エデンが滅び、魔都エデンが支配する終末世界。人々は《ヒミカ症候群》という名目で狩られ、体内に宿る《姫核》を抜き取られ、死者の名を集める黒い塔《バベル》へ送られていた。

ケイを救った少女ミライもまた、姫核狩りによって名を奪われる。
逃亡組織《ヴァナディース》の炎麗夜、謎のなんでも屋シキ、紅い月の狩人アカツキ、そしてワルキューレの名を背負わされた少女たち。

ケイは旅の中で知る。
この世界は、正しい未来ではない。
帝都エデンが滅びた可能性を何度も繰り返す、終末記録の異位相世界《ヴァルハラ層》だった。

バベルが求めるのは、死者の復活ではない。
女帝ヌルとワルキューレの名を使い、生者を器にし、より美しい統治神話を作ること。

そしてケイ自身もまた、ワルキューレ第一位《アイン》の器として狙われる。

「私は、誰の代わりでもない」

奪われた名前を取り戻すため。
死者を復活させるのではなく、ちゃんと弔うため。
ケイは、自分の名前で終末の塔へ向かう。

これは、滅びた世界を救う物語ではない。
死者の名を利用する世界で、生きている者たちが自分の名を選び直す物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ