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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

ポラール王国物語集

月の花と物語紡ぐ歌〜「祝福が弱い」と蔑まれた第二王女は外面を捨てて合理的な公爵令息の管理下に入る~

作者:鳥遊優里夏
最新エピソード掲載日:2026/08/26
「常に美しく、従順でありなさい」

 ポラール王国第ニ王女であるルナリア・ポラールは、母の呪縛に縛られ、人形のような笑みを浮かべて夜会を過ごす。しかし、そのドレスの下の脚には、自分を現実に繋ぎ止めるための無数の自傷痕が刻まれていた。
ある夜、その「秘密」を冷徹な合理主義者のカント・ファーブラに目撃されてしまう。
 弱みを握られたと絶望するルナリアに対し、カントが提示した条件は意外なものだった。

「僕に手当てをさせてください。それで十分です」

 それ以来、彼女が自分を傷つけようとするたび、カントはどこからともなく現れる。
 やがて、母に大切なものを奪われ、心が限界を迎えた夜。ルナリアはカントに縋りつく。

「……ぐしゃぐしゃの……、めちゃめちゃになりたい」

 自傷の代わりに刻まれる、カントの歯型と指の跡。それは破滅への誘いか、それとも歪な救済の始まりか。

※自傷行為についての描写があります。自傷を賛美する意図はありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません

カクヨム、pixivの再掲です。
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