沈没船と、星を数える人たち――「採点基準は教えません」という講義で僕らが手放した、正解の探し方
最新エピソード掲載日:2026/11/04
「大槻くんってさ、何にでも点数つけてそう」
「……七十二点です」
「それ、いい点?」
大学一年、金曜五限。
担当教員が掲げた成績評価は『期末レポート100%。ただし、採点基準は教えません』。
基準がないと息もできない法学部男子と、即決しないと締切を過ぎるのが怖い女子。
時給が出ないことはしない男子と、★4.2以下の店には入れない女子。
そして、講義を監査するはずが「推し活」として秒数を測り続ける教務課の職員。
大学前の喫茶店「灯台」で交差する、不器用すぎる四組の距離感。
「計算すると、割に合わないんですけど」
「……高いんじゃなくて、値段が、つかないので」
測るのをやめたとき、本当に大切なものが見えてくる。
知的で少し可笑しな、大人のための青春小説。
「……七十二点です」
「それ、いい点?」
大学一年、金曜五限。
担当教員が掲げた成績評価は『期末レポート100%。ただし、採点基準は教えません』。
基準がないと息もできない法学部男子と、即決しないと締切を過ぎるのが怖い女子。
時給が出ないことはしない男子と、★4.2以下の店には入れない女子。
そして、講義を監査するはずが「推し活」として秒数を測り続ける教務課の職員。
大学前の喫茶店「灯台」で交差する、不器用すぎる四組の距離感。
「計算すると、割に合わないんですけど」
「……高いんじゃなくて、値段が、つかないので」
測るのをやめたとき、本当に大切なものが見えてくる。
知的で少し可笑しな、大人のための青春小説。
第一講 採点基準は、教えません。
1-1 足したのは僕です
2026/10/26 11:25
第一講 採点基準は、教えません。
1-2 業務だ。完全に業務。
2026/10/26 11:25
第一講 採点基準は、教えません。
1-3 既読のあとの三時間
2026/10/26 11:25
第二講 嫌われたは、事実じゃない。
2-1 何にでも点数つけてそう
2026/10/27 12:10
2-2 君の下した判決
2026/10/28 12:10
2-3 それは、事実じゃないです
2026/10/29 12:10
3-1 講義ノートの流出です(林瀬)
2026/10/30 12:10
3-2 わたしたち次第のもの
2026/10/31 12:00
3-3 既読のつく前なら
2026/11/01 12:10
4-1 根拠:なし(大槻)
2026/11/02 17:10
4-2 今日を摘め
2026/11/03 17:00
4-3 明日だけど
2026/11/04 17:10