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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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カクテル

作者:トミネ
涙一粒分となった、色無き存在。これ程疲弊した存在を見たのは初めてだった。どんなに過酷な生であっても、大概の存在は次生に望みを持ち、輝きを失う事等無いのだ。そうなる様、調整するのが我々だ。だが、アレはそうはしなかった。感情のままに動き、小さく、存在自体二度と何にも生まれたくないと拒絶する程迄疲弊させた存在を作った。アレを創った私にも責任が有るのだろう。その責任によって、アレに任せた世界を全て私が受け持つ事になるだろう。今以上に忙しくなるが、仕方が無い。

「さて、望まぬだろうが、お前も行きなさい。そして少しだけでも、取り戻しておいで」

アレがした施しは、敢えてそのままにしておこうか。施しなのか何なのか正直分からない、それでこの存在が救われるとも思わないそれを。だが、下手に弄る事はしない方だ良いだろう。これで良いのだ、と、アレが思ったという事なのだから、それを見るのも我が役目だ。

「小き存在よ、お前は価値あるモノぞ」



※本編は淡々と進みます。相変わらずのクオリティです。
あの人の章
準備
2020/03/01 00:00
感じるままに
2020/03/01 00:00
明日への期待
2020/03/03 00:00
大切な人
2020/03/05 00:00
品格
2020/03/07 00:00
見極め
2020/03/09 00:00
気を付けて
2020/03/11 00:00
いつも美しく
2020/03/13 00:00
暫しの別れ
2020/03/15 00:00
あの人達の章
情愛
2020/04/01 00:00
自戒
2020/04/11 00:00
無駄なこと
2020/04/13 00:00
忘れられない
2020/04/15 00:00
戸惑い
2020/04/17 00:00
あなたに会いたい
2020/04/19 00:00
我が道を行く
2020/04/21 00:00
真実
2020/04/21 00:00
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