おいしいカツオ(番外編)
とても、とても短いです。番外編です
「ん~。おいしい。やっぱりカツオの刺身は美味しいよね。私、魚の中でカツオが一番好き」
「そうなんだ。やっぱり新鮮な魚だから美味しいのかな」
◇◇◇
ぐわん、ぐわん、ぐわん、ぐわん。
「マジで、ヘリコプターに乗るのはやめよう」
早朝、木下デジンに誘われ、ヘリコプターに乗り込んだ。
綺麗な朝日を見るためだと思っていた私を殴ってやりたい。
「リザ様、救命胴衣でございます。装着下さい」
セバスチャンが私に差し出した。
「なぜ、救命胴衣?ここ空の上だよね」
「はい、今はまだ、空の上ですが、もう少ししたら落ちます」
「何が?」
「主人とリザ様が」
木下デジンは、隣で救命胴衣を着こんでいる。
ガラガラガラ
ヘリコプターの扉が開いた、100m下に海が見える。
「さあ、行こう」
「え?え!」
私と木下デジンは海の中へダイブ。
バッシャン!、荒波にもまれるもまれる。
近くの漁船が私達を拾い上げた。
「無線で知っていたが、本当に来るとはな」
漁船の船長らしき人が話しかけてきた。
ぐわん、ぐわん、ぐわん、ぐわん。
その間も、荒波に漁船が大きく揺れる。
木下デジンは、漁船の甲板から海に吐いた。船酔いしてしまったらしい。
「あの、にーちゃんはダメだ。嬢ちゃんは一本釣りするだろ、これが竿だ。後ろに一本釣りの名人を立たせるから、一緒にやんな」
私は、重くて長い竿を持たされ、甲板に立たされた。
周りの漁師は次から次とカツオを釣り上げていく。
私も糸を海に投げ入れた。凄い力で竿が引っ張られる。
一本釣り名人と一緒に、カツオを釣り上げた。
釣り上げた魚は、その場で刺身に。釣りたて、血も滴る新鮮カツオをパクリ。
うん、美味しい。貴重な体験も木下デジンと一緒にいるから出来る事だね。
白河・DG・夜舟様より頂きました
カツオの一本釣り体験
おしまい
読んでいただきありがとうございました。




