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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

RABBIT(ラビット)

作者:龍元
最新エピソード掲載日:2026/10/20
RABBIT(ラビット)

アメリカの極秘研究施設で、十人の凶悪な殺人鬼が現代に蘇った。

最先端の遺伝子技術によって肉体を再生され、人間を遥かに超える身体能力を手に入れた彼らは、厳重な監視と制御を突破し、施設から脱走する。

そのうちの一人が向かった先は、日本だった。

一方、日本には、愛する男性との幸せな未来を夢見る一人の女性がいた。

出会い、惹かれ合い、少しずつ互いの想いを深めてきた二人。幾度も重ねた約束や、何気ない日々の思い出。ようやくその恋が実を結び、共に歩む未来が現実になろうとしていた。

しかし、その幸せは、一人の殺人鬼によって無残に打ち砕かれる。

愛する男性も、大切な家族も惨殺され、彼女自身も美しかった顔を執拗に切り刻まれた。

だが、なぜか彼女だけは殺されず、生かされた。

すべてを奪われた彼女は、殺人鬼への復讐を誓う。

かつて愛する人と訪れた遊園地で買った、ウサギの被り物。

幸せだった頃の思い出が詰まったその被り物で、傷だらけの顔を隠し、彼女は夜の街を彷徨い始める。

そして、復讐を求める彼女自身もまた、殺人鬼を殺す殺人鬼へと変貌していく。

人間の命を奪うことを芸術とする殺人鬼。

愛する者を奪われ、憎悪を抱いて殺人鬼を追う、ウサギの女。

二人の狂気が交錯したとき、壮絶な殺し合いの幕が上がる。

だが、それは終わりではなかった。

憎しみから始まった殺し合いは、やがて誰も想像しなかった運命を生み、その狂気は次の世代へと受け継がれていく。

愛と殺意が交錯する、終わりなき狂気の物語。
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