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閉ざされた星層の庭

作者:けろよん
最終エピソード掲載日:2026/06/19
気が付くと、そこは知らない部屋だった。

扉は開かず、窓もない。
代わりに存在するのは、柔らかな光と、理由の分からない安心感。

そこに集められた少女たちは、やがて気づく。
この世界では――魔法が使える。

けれど、魔法は「願えば使える力」ではない。
使うたびに、何かが削られていく。

進めば進むほど、幻想的な景色は美しくなり、
同時に「ここに残れば楽になれる」という囁きが強くなる。

安全な休息地。
優しい案内人。
帰らなくてもいい理由。

そして、初めて口にされる言葉。

――「ここに、残りたい」

この世界は、少女たちを閉じ込めているのか。
それとも、守っているのか。
答えを知るために、少女たちは扉を開ける。
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