ことば湯、ひとしずく――道後の小さな宿に、言えなかった想いを置いていく
最終エピソード掲載日:2026/05/12
道後温泉の小さな宿「ことの葉亭」には、宿泊客がひとことを書き残していく古いノートがある。東京の広告会社を辞め、次の行き先も決められないまま松山へ戻ってきた二宮由良は、祖母の営む宿を一か月の予定で手伝うことになる。温泉街の静かな朝、帳場の仕事、常連客や地元の人たちとの出会い。そして、ことば帳に残された名も知らない誰かの言葉。言えなかったこと。戻ってきた後ろめたさ。休むことへの不安。由良は、宿に残された小さな言葉たちに触れながら、少しずつ自分自身の気持ちと向き合っていく。
道後の湯の匂いと、人の優しさが胸にしみる、再出発の物語。
道後の湯の匂いと、人の優しさが胸にしみる、再出発の物語。
第一章 帰る場所の湯の匂い
2026/04/29 17:00
第二章 帳場の隅のひとこと
2026/04/29 17:10
第三章 残る人、戻る人
2026/04/30 12:00
第四章 白い湯気と黒い鞄
2026/04/30 19:00
第五章 行きたい場所がある
2026/05/01 12:00
第六章 言葉を置いていく夜
2026/05/01 19:00
第七章 カフェ・コウノのやさしい苦味
2026/05/02 12:00
第八章 ことば帳の余白
2026/05/02 19:00
第九章 雨のなかの路面電車 見えている景色
2026/05/03 12:00
第十章 言わない優しさ
2026/05/03 19:00
第十一章 いよかんの香る夜
2026/05/04 19:00
第十二章 母の言えなかったこと
2026/05/05 19:00
第十三章 秋が深まる町
2026/05/06 19:00
第十四章 言いすぎた夜
2026/05/07 19:00
第十五章 残したいもの
2026/05/08 19:00
第十六章 澪の春、由良の冬
2026/05/09 19:00
第十七章 ことの葉亭の灯り
2026/05/10 19:00
第十八章 わたしの言葉で
2026/05/11 19:00
最終章 ことば湯、ひとしずく
2026/05/12 19:00