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創作能楽小説集『黒椿』

創作能楽小説 『銘 黒椿』 翁付き五番立て

作者:堀吉 蔵人
最終エピソード掲載日:2026/07/16
翁は言った。
「たまには、ゆっくり茶でも飲んでこい」

黒い椿を髪に挿した女は、戦国の世を巡る。
侘び茶の始祖・村田珠光。城を捨てた茶人・荒木道薫。かぶき踊りの出雲阿国。古今伝授の細川幽斎。そして、千利休。
一服の茶を、飲むだけの旅である。
それだけの、旅である。

能の翁付き五番立てになぞらえた全十一話。重い噺と笑い噺を交互に。
あいだに挟まるのは、堺の名もなき酒場——書物のことなら何でも知っているのに少しずれているセンセ、何でも知っているのに言わない酌婦、そして、夏でも寒い寒いと言っている貧乏神。
一 翁
2026/07/14 13:00
二 珠光
2026/07/14 13:00
四 道薫
2026/07/14 13:00
六 阿国
2026/07/15 13:00
八 幽斎
2026/07/15 13:00
十 利休
2026/07/16 13:00
十一 翁
2026/07/16 13:00
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