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俳句 楽園のリアリズム(パート7-その1)


 知りあいの方からここ2か月ほど掲載作を十分読みこんだので、普通に詩だけを読んでみてもまったく無理そうだけれど、私の作品のなかで詩を読んで、どれほどの詩情を味わうことができるかはやく試してみたいというお話をいただいたので、大木実の詩はやさしすぎるほどだし、考えていたよりはやくおとどけすることにしました。
 ちょっと胸をはって言っておきたいのですが、詩などというものに縁のなかった方でもこの本(にはまだなっていませんけど)のなかの俳句でポエジーをほんの少しでも味わえるようになったなら、いまの段階でも(あるいは、その時点で)私の作品のなかで、ふつうの詩を読んで、とりあえずはそれなりの詩情や詩的な喜びや慰めを感じとることができるのではないかと思っています。
 俳句ではポエジーがすべてですが、ふつうの詩(や短歌)では、純粋なポエジーほどではない詩情に、意味作用による人生的な感動や喜びがプラスされることになります。私の作品のなかで俳句のポエジーを味わって、詩的想像力や詩的感受性や詩的言語感覚が活性化された流れのなかで、一篇の詩を読むことの有効性は、まったく前例のないやり方ではないかと自負しております。
 それにしても、そのうちいやでも両方味わえるようになるはずですけれど、俳句の純粋なポエジーと意味作用による人生的な感動や喜びや慰めが加味された詩(や短歌)の不純なポエジーと。人生の喜びとして、どちらのほうが上ということになるだろうか。
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