↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

台帳に載せた夜、防犯カメラに私が映った

作者:黒木 あん
最終エピソード掲載日:2026/08/05
 台帳に記録した夜、閉館後の防犯カメラに、整理係の制服を着た「誰か」が映っていた。──その時刻、私は家にいたはずだった。

 地方博物館の寄贈品整理係・須藤ナナミ。仕事は品の来歴を調べ、台帳に記録すること。霊感はない。あるのは「来歴の矛盾が、なんとなく気持ち悪い」という地味な眼だけ。

 この館には公にされない「区分外収蔵庫」がある。来歴の切れた品を隔離し、正しく記録することで封じる部屋だ。戦わない。祓えない。ただ、正しく書く。──記録の欠落は、そのまま事故になる。

 「祖父の遺品です」と寄贈された手鏡。備考欄は、空白だった。辿ると、同じ鏡が過去に三度、別人の名で寄贈された記録が出てくる。前任者は、なぜ収蔵庫で失踪したのか。怪異品を博物館に「捨てに来る」者は、誰なのか。

 収蔵品調査記録票・寄贈経緯書・区分外収蔵台帳──文書だけが、あなたを守る。

 1話につき収蔵品1点の一話完結。血や臓物は出ません。静かに、じわりと怖い話です。
 こんな方に:文書体・モキュメンタリーが好きな方/博物館の裏側が気になる方/怪異を職業として扱う話が読みたい方。
 ※本編は第四章までの公開です。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。