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『太陽が消えるので地球ごと引っ越したら、銀河の惑星戦争に巻き込まれました』

作者:
最新エピソード掲載日:2026/06/05
西暦二二四五年。

 人類は、太陽の寿命が残り僅かであることを知った。

 滅亡まで残された時間はわずか数十年。

 この未曾有の危機を前に、国家間の争いは終結し、人類は史上初めて一つになった。

 そして始まったのが、人類史上最大の計画――

 【宇宙船地球号計画】。

 人類を運ぶのではない。

 地球そのものを宇宙船へと改造し、新たな恒星系へ移住する計画だった。

 やがて人類は、太陽によく似た恒星「セカンドサン」を発見する。

 しかし、そこには大きな問題があった。

 生命が生存可能な軌道――ハビタブルゾーンは、わずか三つしか存在しなかったのだ。

 そして、その席を狙っていたのは地球だけではない。

 かつて火星へ移住した人類もまた、独自の文明を築き、新たな故郷を求めてセカンドサンへ向かっていた。

 限られた未来。

 限られた席。

 生き残りを懸けた惑星同士の戦争が始まる。

 地球航法局の下級職員モリト・アークは、地球中枢AI《ガイア》に選ばれ、人類の命運を左右する航法権限を託される。

 戦うか。

 奪うか。

 それとも、全員が生き残る道を探すのか。

 これは、太陽を失った人類が新たな故郷を目指し、再び一つになるまでの物語。

 ――宇宙船地球号、発進。
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