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運命の人とは付き合えない

作者:茜色一凛
 最近よくこんな夢を見るの。

 それは奈良公園で小学生の男子が、カエルのアクセサリーを私の小さな手の平にそっと置いてくれる夢。

 私は時東琴音(ときとう ことね)。あさひ病院で働きはじめて三年になる看護師で、一年付き合っている彼氏もいる。

 ある日、職場に向かうと、院長から、余命五年と告げられしまい頭真っ白になってしまった。彼氏に別れ話をしようと真剣に悩んでたのに、私との関係は友達との罰ゲームで、付き合ってただけ、恋人が妊娠したからとふざけたことを言われた。

 気晴らしに名古屋へ出かけると、金髪のチンピラに絡まれ、通りがかった人が助けてくれて何とか難を逃れた。その男には気になる女性がいるらしくて、私はお節介ながらも、付き合えるようにデートの練習をしてあげていたのに、実は幼少期出会った運命の人だと分かった。

 私の心は落ち着かなくなってしまう。  
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