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慈悲王は殺された。ならば俺は人類を滅ぼす王になる

作者:灰谷
最新エピソード掲載日:2026/06/23
異種族をまとめあげた偉大なる王は、人類を滅ぼす力を持ちながら、それをしなかった。

王は慈悲深かった。
人類との共存を望み、無用な殺戮を避け、異種族たちから崇拝される存在だった。

だが人類は、その慈悲を弱さと見た。

和平の席で王は襲撃され、王子は父を守るため禁忌級の防御魔法を発動する。
その代償として、王子は長い眠りについた。

王が死に、王子が眠る間に、人類は異種族領へ侵略を開始する。
獣人の村は焼かれ、妖精の森は汚され、ドワーフの鉱山は奪われた。
それでも異種族たちは、王子を裏切らず待ち続けた。

そして数年後。
王都陥落の寸前、眠れる王子が目覚める。

前世の記憶を夢のように持つその王子は、父の慈悲を尊敬しながらも、同じ道を選ばない。

「父の慈悲は終わった」

人類軍を一掃した王子は玉座につき、異種族すべてに宣言する。

人類を許さない。
人類を退けるだけでは足りない。
奪われた痛みを、すべて返す。

これは、慈悲王の遺児が冷酷なる新王となり、異種族連合を率いて人類を滅ぼしていく復讐戦記である。

※本文は全話完成済み。完結まで予約投稿予定です。
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