創世のレギオン

　記憶の断片を垣間見ながら、気が付けばすべてを忘れ、記憶喪失になってしまった日向レオ。レオは感染者と呼ばれるゾンビが闊歩する世界で目を覚ました。
　自分がどうしてここにいるのか、わけもわからないうちに感染者の襲撃に遭い、近未来風の装備をした軍人の女性に窮地を救われる。
　その女性ライラと共に、レオは必死に倉庫に逃れ、立てこもるも、そこに現れた新種の感染者に手を噛まれてしまう。

　感染者に噛まれた者は等しく感染者になる。なんとか倉庫から脱出し、仲間と合流を果たしたレオたちだったが、異常な高熱と倦怠感、レオには感染者への変身と思われる兆候が出ていた。それを見たライラの仲間たちにヘリから降ろされ、レオは一人、人気のない土地をさまよう。
　様々な出会い、レオと同じく自我を持った感染者との出会いを経て、レオは自分の記憶を思い出しながらデミヒューマンとしての生き方を探求する。