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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

赤い音色の拒否反応【リジェクション】

作者:フミヅキ
 僕は最低の中学校生活を送っていた。
 もともと人と交わることが得意ではない僕は、いつからか、ある女子グループに目をつけられて様々な嫌がらせを受けるようになった。抵抗する勇気のない僕に対するそれは、日々エスカレートしていく。
 もう死んじゃえばいいや。
 そう思って、僕は自分で自分の首を切った。噴き出す血が、彼女たちに着ることを強要されたセーラー服を赤く染めていく。
 気が付くと僕は暗い場所で、『それ』の前にいた。たいそう奇妙な存在である『それ』は言った。「あなたがあなたの血を私に捧げるのであれば、あなたの過去を改変しよう」と。
 そして、僕は気が付くと、「自分で自分の首を切らなかった」世界にいた。その他はさっきまでと何も変わらない日常が続く世界。
 僕はその世界で棗という同級生と仲良くなった。棗は女子生徒だが、男子みたいな格好をし、変り者・問題児として有名な生徒だった。彼女と関わることで僕の世界は 広がっていく。棗はいじめからも庇ってくれて、僕は感謝してもしきれない気持ちを抱えるようになる。
 でも、そんな棗には秘密があった。彼女の秘密を知って僕は――。

※完結しました。
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