赤い音色の拒否反応【リジェクション】
僕は最低の中学校生活を送っていた。
もともと人と交わることが得意ではない僕は、いつからか、ある女子グループに目をつけられて様々な嫌がらせを受けるようになった。抵抗する勇気のない僕に対するそれは、日々エスカレートしていく。
もう死んじゃえばいいや。
そう思って、僕は自分で自分の首を切った。噴き出す血が、彼女たちに着ることを強要されたセーラー服を赤く染めていく。
気が付くと僕は暗い場所で、『それ』の前にいた。たいそう奇妙な存在である『それ』は言った。「あなたがあなたの血を私に捧げるのであれば、あなたの過去を改変しよう」と。
そして、僕は気が付くと、「自分で自分の首を切らなかった」世界にいた。その他はさっきまでと何も変わらない日常が続く世界。
僕はその世界で棗という同級生と仲良くなった。棗は女子生徒だが、男子みたいな格好をし、変り者・問題児として有名な生徒だった。彼女と関わることで僕の世界は 広がっていく。棗はいじめからも庇ってくれて、僕は感謝してもしきれない気持ちを抱えるようになる。
でも、そんな棗には秘密があった。彼女の秘密を知って僕は――。
※完結しました。
もともと人と交わることが得意ではない僕は、いつからか、ある女子グループに目をつけられて様々な嫌がらせを受けるようになった。抵抗する勇気のない僕に対するそれは、日々エスカレートしていく。
もう死んじゃえばいいや。
そう思って、僕は自分で自分の首を切った。噴き出す血が、彼女たちに着ることを強要されたセーラー服を赤く染めていく。
気が付くと僕は暗い場所で、『それ』の前にいた。たいそう奇妙な存在である『それ』は言った。「あなたがあなたの血を私に捧げるのであれば、あなたの過去を改変しよう」と。
そして、僕は気が付くと、「自分で自分の首を切らなかった」世界にいた。その他はさっきまでと何も変わらない日常が続く世界。
僕はその世界で棗という同級生と仲良くなった。棗は女子生徒だが、男子みたいな格好をし、変り者・問題児として有名な生徒だった。彼女と関わることで僕の世界は 広がっていく。棗はいじめからも庇ってくれて、僕は感謝してもしきれない気持ちを抱えるようになる。
でも、そんな棗には秘密があった。彼女の秘密を知って僕は――。
※完結しました。
プロローグ
2014/12/27 21:41
(改)
第一章 リセット①
2014/12/27 21:43
第一章 リセット②
2014/12/27 21:45
第二章 リムーヴ①
2014/12/27 21:45
第二章 リムーヴ②
2014/12/27 21:46
第三章 リブート①
2014/12/27 21:47
(改)
第三章 リブート②
2014/12/27 21:47
第三章 リブート③
2014/12/28 08:34
第三章 リブート④
2014/12/29 13:24
第三章 リブート⑤
2015/01/06 07:14
第三章 リブート⑥
2015/01/08 07:41
第三章 リブート⑦
2015/01/09 08:30
第三章 リブート⑧
2015/01/10 08:03
第三章 リブート⑨
2015/01/12 00:35
第三章 リブート⑩
2015/01/12 11:03
第三章 リブート⑪
2015/01/16 08:03
第四章 リピート①
2015/01/17 15:36
第四章 リピート②
2015/01/19 22:44
第四章 リピート③
2015/01/22 00:18
第四章 リピート④
2015/01/28 19:25
第四章 リピート⑤
2015/01/29 23:30
第四章 リピート⑥
2015/01/31 09:17
第四章 リピート⑦
2015/02/01 12:02
第四章 リピート⑧
2015/02/03 23:20
第四章 リピート⑨
2015/02/05 21:04
第四章 リピート⑩
2015/02/07 09:34
第四章 リピート⑪
2015/02/10 08:08
第四章 リピート⑫
2015/02/11 19:23
第四章 リピート⑬
2015/02/13 07:08
第五章 リカバー①
2015/02/15 17:04
第五章 リカバー②
2015/02/18 23:16
エピローグ
2015/02/18 23:24