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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

【1章完結】え、僕の師匠ですか? 追放された冒険者ですけど。~「昔は冒険者をしていたが、追放されてな」と口にする村人に師事しました。冒険者ギルドは人外魔境のようですが、絶対に成り上がってみせます!~

最果ての村で暮らす少年ロギアは、父のような冒険者になるのが夢だった。
だがある日、憧れを語るロギアは父から衝撃の事実を打ち明けられる。

「父さんたちはな、追放された落ちこぼれなんだ」

そう、その村の呼び名は 【追放村】 。
パーティを追放された冒険者たちが流れつく、落ちこぼれたちの夢の跡だったのだ。

「父さんたちに勝てないようじゃ、冒険者なんて夢のまた夢だな」

それを聞いたロギアは奮起し、村のみんなに修行をつけてもらうことにする。
すべては夢を叶えるため。
だが、少年をはじめとして、追放村の住人は誰一人として知らなかった。

――追放された冒険者は、だいたいチート。

「え、癒術師なら欠損部位を復元できて当然では?」
「そりゃあ時空を超えた斬撃くらい放てますよ、剣士ですから」

かくして少年は、自分を未熟者と勘違いしたまま冒険者ギルドの門を叩いた。
少年は、最強の冒険者を目指して今日もひた進む!

※カクヨム様にも掲載しています。
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