ハンバーガー店の息子とおにぎり屋の娘の恋物語
最新エピソード掲載日:2025/09/05
プロローグ(幼いころの約束)
夏祭りの夜、商店街の真ん中で、二人は向かい合っていた。
紙提灯の赤い光に照らされて、まだ小さな顔が真剣に見える。
「はさむくん、大きくなったら、わたしとけっこんしてくれる?」
米は小さな手をぎゅっと握りしめて、少し上目づかいにそう言った。
蛮鶴 挟は、頬を赤くしてうつむく。
だけど負けず嫌いの性格が、幼い胸の奥でむくむくと顔を出す。
「……いいよ。でもそのかわり、米ちゃんのおにぎりより、ぼくのハンバーガーの方が美味しかったら、米ちゃんがぼくのお店を手伝うんだ!」
「ええっ! じゃあ、はさむくんのお肉より、わたしのおにぎりが美味しかったら、はさむくんがおにぎり屋さんに来てよね!」
二人は同時に「約束!」と声を重ね、小指をからめた。
夜空には花火がひらき、子どもたちの笑い声が商店街にこだました。
その約束が、何年もあとに思いがけない形で二人を結びつけることになるとは――
このときの二人は、まだ知らなかった。
夏祭りの夜、商店街の真ん中で、二人は向かい合っていた。
紙提灯の赤い光に照らされて、まだ小さな顔が真剣に見える。
「はさむくん、大きくなったら、わたしとけっこんしてくれる?」
米は小さな手をぎゅっと握りしめて、少し上目づかいにそう言った。
蛮鶴 挟は、頬を赤くしてうつむく。
だけど負けず嫌いの性格が、幼い胸の奥でむくむくと顔を出す。
「……いいよ。でもそのかわり、米ちゃんのおにぎりより、ぼくのハンバーガーの方が美味しかったら、米ちゃんがぼくのお店を手伝うんだ!」
「ええっ! じゃあ、はさむくんのお肉より、わたしのおにぎりが美味しかったら、はさむくんがおにぎり屋さんに来てよね!」
二人は同時に「約束!」と声を重ね、小指をからめた。
夜空には花火がひらき、子どもたちの笑い声が商店街にこだました。
その約束が、何年もあとに思いがけない形で二人を結びつけることになるとは――
このときの二人は、まだ知らなかった。
プロローグ
2025/09/05 07:43
第1章 再会、ライバル宣言
2025/09/05 07:47
第2章 学校での距離感
2025/09/05 07:52
第3章 祭りの準備とすれ違い
2025/09/05 07:55
第4章 祭り本番!二人の屋台大奮闘
2025/09/05 07:59
第5章 ライバル登場!?二人の関係に波乱が…
2025/09/05 08:03
第6章 三角関係とすれ違い――恋と夢の選択
2025/09/05 08:06
第7章 米の決断と挟の試練
2025/09/05 08:08
第8章 挟の挑戦と再びの共闘
2025/09/05 08:10
第9章 最終決戦・夢と恋の結末
2025/09/05 08:11
番外編 二人の日常と小さな幸せ
2025/09/05 08:12
(改)